ゲームマスター:烏谷光陽
むかしむかしのことじゃった。 おじいさんが山に芝刈りへ行ったところ、不思議な光る竹を見つけたそうな。 いつも芝刈りに行く竹林の奥深くに、いつの間にやら鋼のように光る銀色の竹が生えておった。一体なんだろうと、おじいさんが近付くと、竹の継ぎ目が"ぷっしゅ〜"とこれまた作り物のように開いて、中から赤ん坊の泣き声が聞こえてきたそうな。 おじいさんは竹の中にいたその赤ん坊を連れ帰り、"かぐや姫"と名づけて育てることにしたそうな。 …… というのが、昔話に似た世界・"今昔"(こんじゃく)のとある村での、十六年ほど前のおはなし。 拾われた当時はほぎゃほぎゃ泣いてるだけだった赤ん坊のかぐや姫も、心優しく、美しい娘に成長しました。 このままおじいさんおばあさんと一緒に末永く幸せに暮らしていくのかと思いきや、ある日突然 「そろそろ結婚して家を出ようと思うの」 とかぐや姫が言い出したからさあ大変。 かぐや姫がお婿さんを探しているという話は、村中のみならず、遠い都の帝の耳にも入った様子。 帝が村にやってくるという噂も流れ、平和な村はちょっとした騒ぎになっています。 しかもかぐや姫は 「貧乏人はお断りよ。私が言った宝を持ってきた人となら結婚してあげてもいいわ」 など言い出す始末。今までそんな事を言う娘ではなかったのに……と、おじいさん達は首をかしげていますが、何か理由があるのでしょうか? 一方、村のはずれでは光る未確認飛行物体を見た村人がいたり、謎のウサギがうろついていたりしているようで、何やらこの事件、ただごとではないようです。 果たして、かぐや姫の真意とは? |
k1.竹取の翁の家へ k2.帝を手伝う k3.情報収集 k4.その他 |
お待たせいたしました!今度の世界はずばり、"日本昔話"です。 童話の世界観と思いきや、そこら辺はノリと勢い重視ですので、PBCでお知らせしたとおり言ったもの勝ちな部分もあるかも? ともあれ、楽しんでいただければ幸いです! |