マギ・ジス新作アイテム展示即売会(通称:マギケット) 第2回 サークル参加編

ゲームマスター:夜神鉱刃

【シナリオ参加募集案内】(第2回/全3回)

 本日、第2日目のマギケットにおいて、PL/PCの諸君は主に以下の行動が取れる。

1.アイテム開発
2.ブースの手伝い
3.ひたすら買い物
(4.その他は割愛させて頂こう)

 では、NPCのお友達に体を張ってもらい、以下でご紹介して頂こう!

●アイテム開発編

『聖アスラはんたーい!!』
『マギ・ジスの壁、さいけーん!!』
『科学的革命ばんざーい!!』

 とある日のうららかな午後、街中の集会場で科学的革命残党分子の老人たちは、毎度おなじく、シュプレヒコールをあげていた。

「てめーら!! 気合いが足りねーぞおおお!! んなことだから、魔術勢力に負けるんだ!! やり直し、もういっかーい!!」

 革命老人の指導者ヴァイスは、手下たちに檄を飛ばし、革命集会は加熱した。

『うおおおおおお!! レヴィゼル神は死んだああああああ!!!!』
『科学勢力、永久革命、ばんざああああああああああああい!!!!』

「うおっしゃあ、もういっちょ!!」

 手下たちの高らかな雄たけびに満足し、ヴァイスはさらなるコールを求めるが……。

「ボス、ちょっと待ってくだせえ!!」
 のっぽな老人、ケントが申し出た。

「んあ? 私語は慎め。今は、神聖なる集会中だ!」

「いや、そういうことじゃなくてですね……」
 太った老人ザックも中止を申し入れる。

 念のため、ヴァイスは、インテリメガネ老人のトミーや小さな老人ジョニーの方も一瞥(いちべつ)したが、皆、何かを言いたそうだ。

「どうした? 何が問題だ?」

 不機嫌なヴァイスの前に、トミーが恐る恐る、口を開く。

「その、今回の集会の趣旨ですが……。我々、マギケットにサークルで出るんですよね?」

「おう、あたぼうよ!! そのための集会だ!」

「ですよね? だったら、コールばかり叫んでいる場合じゃねえすよね? 前回の集会で決まった『革命老人闘争列伝』の同人誌を出す、ということですよね? だったら、叫んでないで、我々は今、執筆しないとまずくはないですか?」

 ヴァイス以外の他の老人たちも、うんうん、と頷いていた。
 そこで、ジョニーもトミーに続き、意見を言う。

「あのお、ボス……。マギケットって、もう来月っすよね? つまり、本は今月中にはもう製本とかしてないといけないわけで……。要するにですな、原稿の締め切りというものもありましてな、我々が今やるべきことは、叫ぶことではなく、書くことでしょう!」

 ジョニーの熱意のこもった正論に、ヴァイス以外の他の老人たちは、そうだ、そうだ、と続いた。
 だが、伊達にアホの老人たちの指導者をやっていないと言おうか、ヴァイスは、がはは、と余裕で笑い出す。

「バカもん!! 書く、という行為は、叫ぶ、という行為に等しい! 良い文章を書くためには、良い叫びが必要であり、良い叫びとは、すなわち、革命の闘志だ! 俺たちは、今、名文を書き起こすため、こうして闘志を燃やしているところなのだ!! それがわからない奴らは、もう出てけ!! しかし、俺は叫ぶ!! マギ・ジスタンの明るい明日のために!! 何よりも科学的勢力の革命成就のために!!」

 ぴしゃり、と言い放つヴァイスに、他の老人たちは、泣きながら拍手していた。

『いよ、ボス、さいこー!!』
 ケントが叫び出した。

『よっしゃあ、もう一発、コール行くぜええええ!!』
 ザックが燃えた。

『マギケットばんざああああああああいい!! 科学的革命残党分子に幸あれえええええええええええええ!!!!』
 トミーがうなった。

『おしゃああああああ、熱き革命の同志たちよおおおおおおおおおお、今宵は飲むぞおおおおおおおおおおおお!!』
 ジョニーが吠えた。

『よし、おまえら、さすがはこの俺の同志だ!! と、いうことで、今日の集会は、ひたすらコール、ずっとコール、枯れるまでコール、燃え尽きるまでコール、で、疲れたら飲み会!! 行くぞ、聖アスラはんたああああああああああああああああああいい!!!! 魔術勢力てっぱああああああああああああああああああい!!!!』

 こうして、革命勢力は、夜明けの飲み会までずっと叫んでいたそうだ。
(もちろん、文章は一文字も書いていない)
 っていうか、誰か、こいつらを止めてくれよ!
 マギケットの原稿、間に合わないぞ!!
 まあ、徹夜で原稿を書いて、革命書(アイテム)を開発するのも、また青春だろう。
 人生、いくつになっても青春はしていたいものだ。

●ブース手伝い編

 ワスプブースの初日は、それなりの賑わいであった。
 ナイト・ウィングが代表をしているブースで発売された「ナイト・バッファロー・ウィング」の売れ行きは好調だったらしい。
 だが、ナイト、ひとつの作戦ミスをしていた。
 それは、予想以上にチキンが売れたので、店員の人手が足りていなかったことだ。
 初日でナイトとワスプの手下数人は、てんやわんやとテンパって、切り盛りしていたらしい。

 しかし、ナイトもバカではないので、(キザではあるが)手は既に打った。
 なんと2日目の本日、ワスプが募集した学生バイトが来るのだ!

「おはようございまーす!! バイトに来ました! ナイトさんですよね?」
「おはようっす!! 本日はよろしくお願いするっす!!」

 さすがに聖アスラ学院地区は学生街でもあるので、ワスプの掲示板で募集をかけると、すぐに学生が集まってくる。
 2日目の早朝、サークルの準備時間の間、バイトが五人以上も来られたので、これで今日は安泰だ。しかもシフトで交代するので、昼と夕方にも別のバイトが数人来てくれる。

 そんな忙しくて充実しているナイトの隣で、ティム・バトンはため息をついていた。

「ふう……。ナイトさんのところはいいなあ……。元の人気も高い上に、チキンも美味しいし、バイトの学生雇う資金もあるし……」

 地獄耳のナイトは、そんなため息すら聞き逃さなかった!

「おい、ティム! だれてるぞ!! おまえさんのブースもなかなかのもんじゃねえかい? 昨日、食わせてもらったホットドッグ、それなりだったぜ? 店長がそんなんでどうするよ?」

 準備中のナイトから思わぬ説教を受けて、ははは、と苦笑いするティム。

「いや、まあ、そうですが……。よりによってナイトさんの店が隣って、なかなかの不運ですよ? こちらは全然売れていないのに、そちらは売れまくっていて……。今回のマギケットで一番勉強になったのは、自分の実力を知ったことですかね?」

 キラリ、とナイトの牙が光った。

「うはは、ティム、おまえさん、なかなか思い上がるな!? 俺を誰だと思っているよ? ここをどこのブースだと思っているよ? ここは、マギ・ジスでも大人気の冒険者ギルド・ワスプのブースだぜい? しかも俺はそこのコックのエースなわけだぜい? 力の差があっても当然だろう? まさか一回マギケットに出ただけで、ワスプ本家に勝てるとでも思っていたかい?」

 とほほ、としょぼくれるティムだが……。

「いいさ、それで! おまえさん、やがては独立して店長やるんだろう? だったら、今回ぐらいの修羅場は軽く体験しておいた方が後々、活きてくるぜ!! ま、楽しくやろうや、がんばれや!!」

 檄を飛ばすナイトの横で、学生バイトのひとりがひょっこり顔を出した。

「お、ティムじゃね? 俺だよ、マイクだよ! ほら、スラム街の教会学校で一緒の!」

 おや、思わぬところで知人に会ってしまったティムだが……。

「あれ? マイク!? なんでここにいるの!?」

「いや、だからさ、ワスプのバイトに来たんだ。わりい、今の会話、聞いちまったよ……。で、おまえんところ、人手足りてるか? そのホットドッグくれるなら、無償で手伝うぜ?」

「おや、マイク君? うちのバイトはどうするんだい?」
 聞き捨てならないと、ナイトが突っ込む。

「すんません、ナイトさん。俺、こっちも手伝いたいんでいいっすか? 足を引っ張らない程度にそっちも手伝って、ティムの方も助けたいんすけれど?」

 あはは、こりゃあ参ったよ、とナイトは手を顔に当てて笑い出した。

「いいぜ、おまえさん、ティムのところへ行け! クビだ! 報酬はなしだ!!」

「ということで、リストラされたんで、今日はよろしくな、ティム!!」

「マイク、すまん……。だけれど、ありがとう!!」

 ティムたちがそういうやり取りをしていた横で……。

「ジェニー、手伝いに来たよ!」
 ジェニーがお世話になっている教会学校の先輩が来てくれた。

「あ!! クララせんぱい!? おはやいのね?」
 ジェニーは、驚きと同時に、喜びが隠せない。
 実はクララはジェニーの隠し玉だ。
 初日が割と退屈だったので、二日目は退屈しないように援軍を呼んでいたのだ。

「ジェニー、私が来たから大丈夫!! コスプレ持ってきたし、これで宣伝すればお客さん来るって!! それからティム、ホットドッグおごりなさいよ!! 今日は食費が浮くってことで来てあげているのもあるんだからね!!」

「はいはい、クララ、わかったよ、いくらでもホットドッグあげるよ、とほほ……。でも、ジェニーのため、店のために援軍で来てくれてありがとう!!」

 こうして、ティムのブースは四人になった。
 まあ、そうだとしてもナイトのブースは十人体制であるが……。

 さて、マギケット2日目のフードセクションもなかなか熱い展開になりそうだ。
 ブース手伝いもまた青春。
 行け、進め、少年たちよ!!
 フードセクションの頂点を極めるのだ!!

●ひたすら買い物編

 時は変わって、マギケット2日目の一般参加者入場時刻。
 コーテス・ローゼンベルクは、風紀委員会ブースからシフト休憩をもらい、とある怪しいブースへ全力で移動していた。(マギケット内は走ってはいけないので、早歩きだ!)

「おっす、コーテス!! 用意はいいか!? 俺ら、HENTAI部の活動、今日は全力で萌え尽きるぜ!!」

「おっす、トムロウ君!! 我らHENTAI部……玉砕して萌え死ぬ覚悟で……あります!!」

 コーテスは上官? であり、萌え魔王のトムロウ・モエギガオカに敬礼し、HENTAI部はさっそく暗躍することになった。

「ときにコーテス。カタログはあるよな?」

「うん、もちろん!」

「萌えポイントの高い同人誌ブースに赤丸を付けた。今日は、そこの数十カ所へ行く! なお、ここのブースと、そこのブースは、壁ブースで、大行列もある大人気なんで……俺とおまえ、二手に分かれる。こっちで俺がおまえの分も買うんで、そっちはおまえが俺の分も買うと。異論は!?」

「もちろん、ありません!!」

 そんな怪しい会談をしつつ、トムロウは、くはは、とエロく笑い出した。

「どうしたの、トムロウ君?」
 友人の奇行を不審に思ったコーテス。

「いや、俺ら、いいカタログ持ってんな、って思ってな。だってよお、俺ら、ゲームの中の住人じゃん? だからPLのみんなが持っているカタログとは違って、5,000ブース分のカタログ持ってるべ? しかも同人誌セクションなんて、PLのみんなが持っているカタログでは萌え本ブースは、俺んところだけだろう? でも、俺たちゲームの住人のカタログだと、数百店舗以上は萌え本ブースあるよな? くはは、笑いが止まらないぜ!」

 くはは、とコーテスも一緒に笑い出す。

「だね、トムロウ君!! これは、ゲームの世界の住人の……特権だね! PLのみんなが買えない、あんな萌え本や、こんな萌え本……全部、ゲット!! ああ、マギン残高が心配だ……。だけれど、僕らは、NPC!! マギン残高も、寄れるブース4つまでの制限も、関係なし!! ひたすら、萌えに進むのみ!!」

 うはは、と不気味な声をもらしながら、HENTAI部のコンビは、萌え本コーナーへと消えて行くのであった。

(うひょひょ、萌え、萌えだぜ、コーテス!! スクミズだああああああああ!! ネコ耳だあああああああああ!! うお、JK、JK、JK!!!!)

(うほほおおお、萌え、萌えだね、トムロウ君!! お? ゲイシャガール写真集だああああ!!!! こっちはメイドバニーもおおおお!!! ん? うにうにコスプレギャルだあああ!!!!)

 放送禁止のピイイイイイイ、という効果音が流れ、二人の目元は黒く塗りつぶされた。
 あまりにも見苦しいので、シーンカット!!

 その後、萌え本を100冊も買い占めたコーテスは、大変なことになったらしい。
 数か月分の小遣い(仕送りの生活費含む)を使い切り、スノウ委員長にも説教されたとさ……。

 みんなも萌え本の買いすぎには気を付けよう!
 2日目もひたすら買い物に明け暮れるのも、また青春。
 青春はお金で買えない価値がある、買える物は、マギ・ジス・クレジットカードで!!

【解説】

今回、第2回のシナリオは、基本的にサークル参加での展示即売会参加となります。
第1回をプレイされた方はご存知かと思いますが、マギケットには、7セクションが存在します。


☆A 武器セクション 

☆B オーブセクション 

☆C お守りセクション 

☆D フードセクション 

☆E 同人誌セクション 

☆F モンスターセクション

☆G その他セクション

参考:ブースのカタログデータは以下のURLを参照:
http://baumsite.web9.jp/y_mc/y_magiket1.html
☆マギケット・ブースカタログのティザーサイトへ!!


今回のサークル参加では、実際に皆さんに出店して頂くのが主な目的です。

サークル参加の手順は、以下の通りです。


<自分の店を作りサークル参加する場合>


1.参加費徴収


サークル参加費用、5,000マギンを徴収します。(自動で引き落とされます)


2.出店するセクションを決める


例1:武器を作って出店したい → Aの武器セクション
例2:食べ物を作って出店したい → Dのフードセクション
例3:本を書いて出店したい → Eの同人誌セクション
例4:出店したいが、AからFまでに妥当なセクションがない → Gのその他セクション

と、いった感じで、セクションの選択をお願いします。


3.アイテム開発支援所を決める


アイテム作成技能がないPCさんは、アイテム開発にあたり、開発支援所を即売会の事前に利用して頂きます。(時系列的には、即売会当日よりも以前の時期にPCさんたちがアイテムを開発していた、ということになります)

以下に提示しておきましたので、セクション別に支援所を選びましょう。

(アイテム作成技能をお持ちのPCさんは、開発支援所を利用できますが、開発にかかる費用が免除されます。独自の工房なり厨房なり開発所でアイテム開発されてもかまいません)

・開発支援所A:現代魔術研究所

主な支援担当セクション:A武器セクション、Bオーブセクション、Cお守りセクション、Fモンスターセクション。

開発サポートに支払う費用:
Aセクション:工房利用費(素材込):2万マギン
Bセクション:オーブ研究所利用費(素材込):3万マギン
Cセクション:宗教研究所利用費(素材込):1万マギン
Fセクション:魔物研究所利用費(素材込):2万マギン
指導費用(任意):1万マギン
*NPCの誰か(マギ・ジスタン世界にいるすべてのNPCから選択)に先生になってもらい指導を受けます。指導を受けると、アイテム開発の成功率が若干上乗せされます。(先生の選択を間違えると、逆にアイテム開発の成功率が若干下がります)

描写して欲しいシーン:「リアクション」時に、自分のPCがアイテム開発しているところで、主に描写してもらいたいシーンを1シーン、「アクション」で入力しておきましょう。

・開発支援所B:冒険者ギルド・ワスプ

主な支援担当セクション:Dフードセクション。

開発サポートに支払う費用:
Dセクション:キッチン利用費(素材込):2万マギン
指導費用(任意):1万マギン
*NPCの誰か(マギ・ジスタン世界にいるすべてのNPCから選択)に先生になってもらい指導を受けます。指導を受けると、アイテム開発の成功率が若干上乗せされます。(先生の選択を間違えると、逆にアイテム開発の成功率が若干下がります)

描写して欲しいシーン:「リアクション」時に、自分のPCがアイテム開発しているところで、主に描写してもらいたいシーンを1シーン、「アクション」で入力しておきましょう。

・開発支援所C:聖アスラ学院

主な支援担当セクション:E同人誌セクション。

開発サポートに支払う費用:
Eセクション:図書館利用、印刷所利用、パソコン利用など(素材込):2万マギン
指導費用(任意):1万マギン
*NPCの誰か(マギ・ジスタン世界にいるすべてのNPCから選択)に先生になってもらい指導を受けます。指導を受けると、アイテム開発の成功率が若干上乗せされます。(先生の選択を間違えると、逆にアイテム開発の成功率が若干下がります)

描写して欲しいシーン:「リアクション」時に、自分のPCがアイテム開発しているところで、主に描写してもらいたいシーンを1シーン、「アクション」で入力しておきましょう。

・開発支援所D:その他(Gセクションに類似する店がある場合、そこのNPCの店のお世話になりましょう。もし類似する店がない場合は、「アクション」で自分のPC専用の開発支援所を創りましょう)

主な支援担当セクション:Gその他セクション

開発サポートに支払う費用:
Gセクション:その他なので、一律に2万マギン徴収。
指導費用(任意):1万マギン
*NPCの誰か(マギ・ジスタン世界にいるすべてのNPCから選択)に先生になってもらい指導を受けます。指導を受けると、アイテム開発の成功率が若干上乗せされます。(先生の選択を間違えると、逆にアイテム開発の成功率が若干下がります)

描写して欲しいシーン:「リアクション」時に、自分のPCがアイテム開発しているところで、主に描写してもらいたいシーンを1シーン、「アクション」で入力しておきましょう。


4.いよいよアイテム開発


出店セクションや開発支援所などが決まったら、ブースで実際に何を売るか、アイテムを開発してもらいます。(開発できるアイテムは、1種類のみです)

以下にフォーマットを提示します。作成が楽になりますので、ぜひご利用ください。(いろは歌で入力!)


い:アイテムの名前

ろ:出店するセクション(上記の項目2.を参照)

は:サークル名

に:開発支援所の選択(上記の項目3.を参照)

ほ:「世界限定」か「世界共通」のどちらか?

へ:アイテムの説明

と:アイテムの個数(販売するので)

ち:イベントでの販売価格

り:ブースの希望位置(具体的にタグで)

ぬ:開発したアイテムを交換するPCやNPC(下記の項目6.を参照)

る:即売会当日の描写など(その他、自由に「アクション」入力)


フォーマット入力をよりわかりやすく理解するため、以下に一例をご紹介します。


い:ジャイアント・インパクト・たこ焼き

ろ:Dのフードセクション

は:ワスプたこ焼き部隊

に:開発支援所B(ワスプ)。キッチン利用。指導費用払う。先生はナイト・ウィング。描写は、ナイトと一緒にたこ焼きを上手に焼くシーン。

ほ:世界限定

へ:第2回「ジャイアント・インパクト・たこ焼きを作ろう!」(お祭り編)で、ワスプブースが総力を発揮して販売したたこ焼き。1パック6個入り。具材のタコに珍味のジャイアント・インパクト・タコを使用。味付けは昆布や鰹節(かつおぶし)の一番出汁やすりおろした山芋も入っているオオサカ風味。がつんと一発、インパクトが爆発する美味が特徴的。効果は、自分もしくは仲間1人の体力を全快。1回きりの消耗品。

と:100パック

ち:1パック1,000マギン

り:D−2ワスプ出張所の隣を希望

ぬ:PCは、PC番号00Xのジョン・マックウェイのスペリオル・ポーションと交換する。NPCは、ティム・バトンのホットドッグと交換する。

る:ブースは1人で運営。営業、宣伝、販売など忙しくすべてをこなす。当日は、タコの仮面をつけながらたこ焼きを焼く。休憩時間になったら、ティムの店に寄って、アイテム交換。もらったホットドッグを自分のブース奥で味わって食べる。イベント終了後、友人のジョン・マックウェイの店を訪ね、物々交換して、イベントの感想を語り合う。


5.開発したアイテムの審査


上記の4.で作成したアイテムをフォーマットに沿って「アクション」で入力(推奨)。夜神GMと秋芳GPが審査します。基本的に審査は通すつもりでいますが、変な悪ふざけや極端に偏ったアイテムなどはリジェクト(採用却下)がありえます。ですので、気を引き締めて、アイテム開発に取り組みましょう!

 ヒントを出すと・・・。1.効果に無理のないアイテム。(効果が強過ぎると採用が難しくなります)2.世界観に沿っているアイテム。(例えば、マギ・ジスタン世界限定のはずなのに、世界観から大幅にずれていたら採用が難しくなります)3.オリジナリティのあるアイテム。(せっかくアイテム開発をしているのですから、そのキャラらしい個性的なアイテムを創りましょう)ひとまず、この3つに気を付けてみましょう。


*注意:審査の結果、アイテムの効果が変わってしまったり、弱まったりすることもありえます。あらかじめご了承ください。


6.開発したアイテムの販売と物々交換


開発したアイテムは、販売も交換もできます。ブース内での効果的な販売方法を考えて、「アクション」(上記フォーマット利用の場合、「る」項目に書く)で書いてみましょう。また、交換する相手(上記フォーマット利用の場合、「ぬ」項目に書く)は2人まで選べます。1人は、同じく「サークル参加」の趣旨で参加しているPCのうちの1人です。(アイテム交換する場合、あらかじめ「掲示板」などで打ち合わせておきましょう)もう1人は、同じイベントにサークル参加しているNPCのうちの1人です。(なお、PLさん同士で打ち合わせができているのであればPC2人でNPC0人、逆に打ち合わせるPLさんがいない場合にNPC2人でPC0人、とアイテム交換することもできます)

*例外:G−1の風紀委員会ブース、G−2の買取ジャンクショップブース、G−6の通販サービスブースは、ブースの性質上、アイテム交換ができません。あらかじめご了承ください。

7.サークル参加(アイテム開発)で獲得できる物


「サークル参加」の場合、以下のものを獲得できます。自分が開発したアイテム、PCやNPCと交換したアイテム、自分のアイテムを販売して稼いだマギン、の三点です。なお、今回は稼いだ額やアイテムのランクによる競争やペナルティなどはありませんので、のびのびとご参加ください。


その他:「サークル参加」で出店する場合、「アクション」に色んなことを書きたいかと思えます。アイテム開発の苦労話が多々あるかもしれませんが、基本的には展示即売会当日の時系列に合わせて「リアクション」描写をする予定です。また、「グループアクション」でサークル出店する場合、PLさん同士で打ち合わせたりしておきましょう。複数PCが同一サークルで活動する場合も、上記6.のアイテム交換は適用されます。


<既存のブースでサークル参加(お手伝い)に加わる場合>


第2回のサークル参加は、自分のサークルを立ち上げて参加する以外にも、既存のブース1カ所のお手伝いもできます。

お手伝いする場合は、どこのブースを手伝うのか、まず「アクション」に記載しましょう。

例1:D−2のワスプ出張所ブースを手伝う。
例2:B−1の聖アスラ学院現代魔術研究所を手伝う。
例3:E−1のHENTAI部を手伝う。

など。

例外:G−1の風紀委員会ブースはブースの性質上、第1回で立ち寄っても、ブースの手伝いができました。もちろん、今回の第2回でG−1のブースを選択することもできます。

そして、そのブースをどう手伝うのかも、「アクション」で具体的に書いてみましょう。

例1:宣伝や裏方などが忙しそうなので、ずっと販売を手伝う
例2:商品の個数が販売に追いつかなくなりそうなので、裏方を手伝う
例3:コスプレを着て宣伝を手伝う

など、どういう手伝いになるのか、想像を広げてみましょう。

また、入手できるアイテムですが、この日は、終日、既存ブースの手伝いになりますので、そのブースで出している商品やサービスの入手となります。アルバイト代の方は出ない代わりに、サークル参加費は徴収されません。

そして、アイテム交換も受け付けます。
上記の<自分の店を作りサークル参加する場合>の6.と事情は似ています。
既存ブースの交換アイテムでも、交換できるPC1人とNPC1人を選べます。
(PC2人でNPC0人または、NPC2人でPC0人の組み合わせでも可)

*例外:G−1の風紀委員会ブース、G−2の買取ジャンクショップブース、G−6の通販サービスブースは、ブースの性質上、アイテム交換ができません。あらかじめご了承ください。

*注意:既存ブースの手伝いになる場合、自分のアイテムは開発できません。


<第2回も一般参加をしたい場合>


第2回は基本的にサークル参加の回ですが、一般参加したい人は、一般参加も認めらます。
その場合、ゲーム内の時系列はイベント2日目ですが、内容的には第1回のシナリオを繰り返すかたちになります。

第1回のルールがそのまま適用されますので、また改めて、4つのブースに立ち寄れます。

第1回のシナリオのルールは以下のURLを参照:
http://baumsite.main.jp/etc/y_yagami/y_2016/y_09/y_09_1y.html
第一回予告

第1回に登場したブースのカタログデータは以下のURLを参照:
http://baumsite.web9.jp/y_mc/y_magiket1.html
☆マギケット・ブースカタログのティザーサイトへ!!


<当日の基本的な流れ>

午前8時:サークル参加者入場

午前9時:マギケット開場(一般参加者入場)

午後5時:マギケット閉場(一般参加者退場)

午後6時まで:マギケットの後片付け(サークル参加者退場)

<当日の状況>

場所:マギ・ジス・ビックリサイト(大手展示会場)で開催
(3階建ての巨大イベントホール)

季節:春(会場となるマギ・ジスは常に春)

天気:快晴

気温:20℃

サークル参加数:1日につき5,000ブース(PCの皆さんが参加できるブースは35ブースまでの仕様)

一般入場者:1日につき1万人から2万人程度

開催期間:3日間(第1回は初日、第2回は二日目、第3回は三日目)

混雑状況:人気イベントなので混んでいるが、ぎゅうぎゅう詰めのおしくらまんじゅう程度ではない。
(通行や買い物に支障はない程度)

【予想されるQ&A】

Q1:今回、アイテム開発ができるそうですが、その中には、エル・オーブも含まれますか? 含まれるとしたら、難易度はどれぐらいですか?

A1:Bのオーブセクションに自分のブースを出す場合、エル・オーブも開発できます。ただ、エル・オーブは一通りの属性が出そろっているので、開発する場合は、既存にない属性でお願いします。(例えば、金属のエル・オーブ、物理のエル・オーブ、電気のエル・オーブなど、まだ属性が出そろっていないタイプ)それと、難易度ですが、おそらく当シナリオにおける最高難易度になると思われます。理由は、ゲームマスターであっても、エル・オーブの開発は難しいからです。

Q2:今回、同人誌を出せるそうですね? エッチな同人誌って出してもいいですか?

A2:バウムサイトでは15禁程度までの表現なら許容されています。仕様上、18禁は禁止となっています。

Q3:ぶっちゃけた話、アイテム開発をする場合、「世界限定」と「世界共通」なら、どちらが楽ですか?(採用されやすいですか?)

A3:ゲームマスターがアイテム開発して運営部の審査を通す場合であっても、「世界共通」はなかなか難易度が高いです。それに比べて、「世界限定」の方が審査の難易度は若干低い傾向にあります。バウムサイトにおいて、基本的に強すぎたり、レアすぎたり、ローカルすぎたりするアイテムは、「世界共通」に採用され難い傾向にあります。多少、無茶なアイテムを作りたいのであれば、「世界限定」をお勧めします。

Q4:カプセルモンスターを開発する場合、夜神GMの過去シナリオに登場した既存の魔物あるいはその魔物の改造版にするべきですか?(それ以外は採用されなくなりますか?)

A4:いいえ、そんなことありません。私の過去シナリオの魔物をヒントにして頂いてもかまいませんし、全くオリジナルな魔物を開発されてもかまいません。

Q5:その他セクションですが、オリジナルなサービス(物としての商品以外の提供)を提供してもかまいませんか? 例えば、マッサージ屋さんとか、落とし物お届けセンターとか?

A5:「アクション」の段階において、サービス内容をきめ細かく記載することができれば許可します。

Q6:私のPCは「アイテム作成技能」をデフォルトで持っています。しかし今回、その技能がないPCであってもアイテム開発ができてしまいます。差別化はされるのでしょうか?

A6:もともと「アイテム作成技能」をお持ちのPCさんに対しては、アイテム開発の成功率を若干上乗せさせて頂きます。また、アイテム開発の開発支援費用が徴収されません。

Q7:アイテム開発支援所ですが、「素材込」と書いてありますが、具体的にはどういう素材ですか? 素材によっては調達できないものなどありますか?

A7:アイテム開発支援所の素材ですが、開発支援所の選択が正しければ、開発したいアイテムに関する素材が不足することは基本的にありません。例えば、魔法の剣(武器)を開発したい場合、現代魔術研究所の工房を利用することになりますが、「刃の鉄」、「刃に魔術を吹き込む火属性の粉」、「刃を一気に冷やす魔術の水」など、ご自由に素材を作ってもらってかまいません。また、例の場合ですと、製鉄や魔術に関する設備も一通り整っているという仕様です。

【参考イメージ】注意:写真は飽くまでイメージです。実物の商品・実際のサービスとは異なることもございますので、あらかじめご了承ください。


【アイテム開発】



解説:ワクワクドキドキのアイテム開発! 皆さんは、どんなアイテムを開発されるおつもりですか? 美味しい戦闘用フード、萌えで強げな魔物、誰も知らない謎の魔術書、不思議なご加護のお守り……夢が広がりますね! 多少の制限はかかるものの、オリジナルなアイテムを自由に開発できるこのチャンス、ぜひ逃さないでくださいね。あなた自身が開発した新アイテム、ぜひ今後の冒険にも役立てたいところです。

【ブースのお手伝い】



解説:第2回はアイテム開発がメインですが、それ以外にも既存のブースのお手伝いもできます。さあ、お手伝い好きなあなたは、誰のブースを手伝いますか? 風紀委員会の一員をやるもよし、ワスプ連中とクッキングで盛り上がってもよし、現代魔術研究所と一緒にオーブや魔物を売りさばくもよし、もちろん他にも魅力的なブースがたくさんあります! マギ・ジスタンのNPCたちは、皆さまのお手伝い志願を心待ちにしております。

【本日もお買い物】



解説:アイテム開発の回であろうが、ブース手伝いの回であろうが、そんなの関係ねえ! 俺は、あたしは、ひたすら買い物にしか興味がないんだあああ!! な、皆さんも応援します! ぜひ、この機会に徹底的に買い物をしておきましょう! 第1回で4ブース寄れて、第2回でも別の4ブースに寄れますから、合計8ブースも寄れることになります! 8ブースも寄ったら、あらゆる新作アイテムが好き放題買い占められることでしょう! ある意味で、一番お得な選択肢かもしれませんね。

【アクション案内】

y1.マギケットへサークル参加する(自分のブースを立ち上げる)
y2.マギケットへサークル参加する(既存のブースの手伝いをする)
y3.マギケットへ一般参加する(第1回を繰り返す)
y4.その他

補足:サークル参加は第2回のみ可能です。スタンプラリー参加は第3回のみ可能です。
補足2:このシナリオはシリーズですが、第1回不参加の場合でも、第2回に参加することはできます。逆に第1回に参加して、第2回には参加しないこともできます。
補足3:第3回は、第1回もしくは第2回に参加したPCしか参加できない仕様となります。第3回へ出る予定の方は、第1回か第2回のどちらかに参加しておきましょう。

【マスターより】

アイテム開発ってロマンがあっていいですよね! 僕は、某錬金術ゲームにハマったこともあり、アイテムが開発される瞬間って、とてもワクワクします。もし、RPGの世界へ行けるのならば、僕はジョブを錬金術師とかガジェット屋さんとか、いわゆるアイテム開発職になるのが夢かもしれませんね。さて今回、アイテム開発を選択される方は、その楽しさと苦しさを味わって頂くロールプレイになることでしょう。ゲームマスターをやっていて大変だけれどやりがいのあることの「ひとつ」って、実はアイテムを開発して、審査を通すことなんですよね。(他にもたくさんのやりがいあり!)もちろん、アイテム開発をしない皆さんにも楽しんでもらいたいと考えています。他の既存ブースを手伝いに行きたい人は、そこのNPCたちと交流しながら即売会を体験されても良いでしょう。あるいは、2日目も一般参加をされる方は、もう一度、お客さんの役を繰り返して、アイテム無双されてもかまいません。それぞれのやり方で、存分にお祭りを楽しんで来てくださいね!