『機械仕掛けの……』 第2回予告

ゲームマスター:

 すべてのAIに搭載されている「心の回路」の発明者、ドクター・ランドルゥは、双子の探偵ジェークとリータが自分の子どもであるとは認めなかった。
 警察のAIは「父」であるドクター・ランドルゥと戦うことができず、無力化されてしまう。非AIロボット製造企業の社長、ギールウィン・ビーズは、ビーズ社の非AIで、暴走事件を起こすAIと、ドクター・ランドルゥ率いるAIたちを鎮圧することを警察に提案した。
 警察の上層部はこの提案を受け入れ、非AIたちとドクター・ランドルゥのAIたちが衝突しようとしたとき、AI関連企業社長令嬢のラーシィ・コパーは、ライオン型AIのイオとともに止めに入る。

 「やめてください! 戦いなんて、むなしいだけじゃないですか」
=おい、おっさん! ラーシィが悲しむようなことは、俺様が許さないぞ!=
 「お、おまえは!」
ランドルゥは、イオをみてひどく驚いた顔をし、あわてて手元の機械を操作した。
 メカアームが伸びて、イオを捕らえる。
=わー、なにするんだよっ! やめろーっ=
「ひとまず、さらばだっ!」
 ランドルゥは非AIに煙幕を投げて逃走してしまう。

 探偵事務所で、リータは父ランドルゥの残した日記兼開発記録をみつける。
「暗号だらけで読めないけど、今はこれが唯一の親子の証拠かもしれないし。がんばって解読しないと」
 ジェークは、ビーズの非AIたちから、AIたちを守る決意をする。
「オレが父さんのかわりにAIを守らなきゃ……。ビーズさんを説得しないと」
 そして、ラーシィは、ランドルゥを追うことにするのだった。
「イオを助けないと……。わたし、ランドルゥさんを追いかけます」

 AIの暴走事件は続いている。
 親子の絆を取り戻し、ウィルポリスを平和にすることはできるのか。

【アクション案内】

M1.ラーシィと一緒にランドルゥを追いかける
M2.リータと一緒に開発記録を解読する
M3.ジェークとともにビーズに接触する

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