『……の残照……』
ゲームマスター:秋芳美希
【代表アクション大賞結果発表】
《よくぞやってくれた♪スゴイ大賞!》アリューシャ・カプラート/アルヴァート・シルバーフェーダ
《なるほど!素敵な世界大賞!》ジュディ・バーガー
《歓喜の後日談感謝大賞!》トリスティア
【シナリオ参加募集時のご案内】(第1回/全1回)
辺りは闇。 その中に、白さだけは鮮やかな階段がある。 どこに続くとも知れない階段の流れ。 生物の気配は何もない。 無機質な空間。 気がつくと、自分もその階段の上に立っていた。 自分の立つの階段は直線的に進んでは曲がりくねり、さらに踊り場から四方に伸びて続いてゆく。 自分にあるのはただ、自分の意識と、意志のとおりに動く体。 そして、携えてきた品々。 漠然と、このままここにいてはいけない、と思う。 動き出そうとする意識。 階段の続く先には何かがある確信が芽生える。 その時、闇の中に響き渡る音がある。 ドォン……ドォン…… 響きは、自分に「何か」を思い出させる。 階段は続く。 音の響く方向にも。 そして音のない方向にも。 上に、下に、 右に、左に。 進めば何かに出会える。 その時、自分は飛び込むのか、様子を見るのか……。 音は響く。 鮮烈な響き。 響きの意味を考えながら進み始める。 響き渡る音にまぎれて囁く声が、ある。 「スベテハオモイノママニ……」 進む方向を決めるのは自分だけ。 まだ、何もわからない。 |
公開&配信が遅れておりまして申し訳ない秋芳です。 このシナリオのキーワードは、「音の解釈」と「出会いたい対象」。この一風変わった、「何でもありすぎるくらい」可能性のある世界に、素晴らしいアクションをかけていただいて大感謝でした!! 普段からシナリオを分析してアクションをかけていただいている皆様には、かえって難しい世界であったと思います。 この世界がすなわち『バウム』の基本でもありますね♪ PCは様々な世界で記憶の融合を繰り返しながら経験を積み上げてゆくのです。それは、シナリオの中で積み上げるものであったり、マスターさえも知らない『バウム』に関係するどこかの場所であったりするかもしれません。 その時々で、敵であったり味方であったり、愛する人であるかもしれません。そしてそれはただの夢で終わるものもあるかもしれません。 この先の世界で、さらに積み上げられてゆくだろう皆様の感性と可能性の世界を、マスターとしても運営側としても、これからも大事にしていきたいと思っています♪ さらに次回イベントシナリオは、この不明瞭な世界から「一つの世界」へ。『バウム』ならではの、ちょっと変わった世界につながります。その時の皆様のアクションを今から楽しみに準備を進めてまいります! 初めての方もぜひよろしく♪♪ |
【スケジュール】
*本シナリオに限り、キャラクター登録なしでも参加できました。その際、キャラクター描写などは省略されます。
*メール配信が未着となっている方はお知らせください。重ねての作業遅れ、申し訳ありませんでした。
【その他】
1.このシナリオのリアクションは、個別にメールにて配信致しました。携帯メールでのご参加にも対応致した。
2.1PC1アクションにてお願い致しました。